2006年 11月 29日
僕が9歳だったころ
見終わってからしばらく時間を置いて考えてました。 この映画、すごく評判がいいし、絶賛してる人もたくさんいるし・・・。でもどうしても私はダメみたいなんです。すみません。すべて私の問題だと思います。人がいいという映画はダメで、人がつまらないという映画ほど好きな傾向があるようで。。。^^;
どこでここを見つけられたのかは知りませんが、毎日数人の方がいらしてくださってるようなのですが、ここは「ひとり言」で通してますし、ネタバレとかまったく気にしてないし、なんの参考にもならないし、いらっしゃらない方がいいんじゃないかと思うんですよね。。。本人が言ってるんだから間違いないと思います・・・。
「9歳」に戻りますけど、この映画は多分、男の人の方が感情移入しやすいんじゃないかな? 主人公が男の子ですから。 きっと男の人の方がなつかしい感じがするんだと思います。
女の子では、クンボク役のナ・アヒョンという子役がすごくうまいと思いました。演技なのか地なのかまったくわからないほど自然で、感情がむき出しになってる。
監督インタビューの中で、子役はオーディションで、歌ったり踊ったりしなかった子を選んだとおっしゃってました。そういう派手な子ではなくて、どっちかというと部屋の隅でもじもじしてるような子に演じてほしかったそうです。
主役の二人は、演技経験のある子役らしいんですが、クンボクを始め、主役の親友を演じた子は多分素人ですね。
その親友であり、ものすごく頼りになる子分でもある子を演じたキム・ミョンジェという子なんか、ほんとにいい顔をしてるなと思います。私が9歳だったら、こっちに惚れてたかもしれない。^^;
私がこの映画がダメな理由のひとつは、教師や親の体罰が激しいことにもよると思うんです。親の体罰は愛に溢れてるので、感動の場面なんでしょうが、私はどうもダメですね。子どもの足が見る見る間に、鞭の跡で赤く腫れていくのを正視できないです。
教師の体罰はもっと許し難い。あれは愛じゃないから。 あの子役の子は、あのシーンの後、ほんとに気分が悪くなって病院に運ばれたそうです。ひどいシーンですよ。 ただ、子ども達が溺れたとき、必死に助けてくれたからな。悪い人でないことはわかるんですが。
大人による暴力シーンもそうですが、片目が不自由なお母さんが靴を買おうとしただけで、靴屋の親父から「朝から縁起が悪い」と追い返されるシーンも、いい気持ちがしないシーンです。
ただ、こういうのを隠さずに描こうとする監督さんの姿勢を窺うことはできます。暴力や差別はどこの世界にもあることですからね。
ただ、私自身がこの映画を見て、楽しめなかったということです。
現在の状態が、映画を見ながら、自分の9歳の頃をなつかしく思い出す状態にないせいかもしれません。思い出そうとしたら、嫌なことが次々と浮かんできてしまったので。
タイトルが「9歳の人生」ですからね。9歳なんか何もわからない子どもだと思っちゃダメなんですよ。長い人生の、縮図のような人生を9歳なりに歩んでるわけです。
嫌なことが思い浮かぶというのも、もう9歳なりに傷ついたり、悩んだりしてたわけで、それを引きずりながら、自分の人生を歩いてるということですからね。
恐るべし、9歳。。。。
余談ですが、映画の中に出てきたセリフ・・・
「別れが辛いのは、その人にもう何もしてあげられなくなるからだ」
これは胸に来ました。TT
9歳にして、このセリフに反応した少年は、一体どんな大人になってるんでしょうか。
by choyon
| 2006-11-29 14:43
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