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鳥肌

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昔、自分の書いたものが、あまりにも的外れなので書き直します。2022.10.13

とにかくこれはすごい映画です。
全身鳥肌が立ちました。
これをホラー映画の括りに入れることはできません。
何かがヌッと現れてビックリするとかそういう質(たち)の映画ではないからです。
ただただ心理的にこれほど怖いと思ったのは久しぶりです。

親を失う、子を失う、親に捨てられる…。
そういう喪失感を抱えながら生きている二人が、崩れかけたアパートで出会います。
女は夫の暴力で苦しみ、ついには夫を殺してしまいます。
男は女を手伝って彼女の夫を山に埋めます。
そうして二人の距離は急接近します。
今まで愛を知らなかった二人に、やっと安らぎが訪れるのか?

女との関係は確かに心を混乱させ、母を知らない男には今まで体験したことのない感情が湧き上がります。
でも男にはその正体がわからない。愛を知らないのだから。

男の心に眠っている喪失感は疑心を生みます。それは多分今に始まったことじゃないのでしょう。
以前結婚したいほど惚れていた女性がいたけれど、結局は自分を利用しただけでまったく愛されていなかったという辛い過去を男は語ります。
その経験は男をますます人を信じられなくさせたようです。
(学生時代に自分にないものを全て持っている優等生に親がいないことをからかわれて、殺した過去があるようなので、その女性も多分……)

穏やかなタクシー運転手として描かれていた男の姿はいつしか消えてなくなります。
目は血走り、怒りで半狂乱になって女を殴り出します。
夫を殺したかった女に都合よく利用されただけだと男は怒りで震えます。挙句の果てに…。

30年前にそのアパートの504号室で起きた殺人事件。その時生き残った赤ん坊がまさに自分が殺した女であることを男は知ります。
そして504号室の住人は次々と不可解な死に方をしていました。
男がこのアパートに引き寄せられて来たのは、そして504号室の殺人事件の生き残りだった女と出会ったのは、果たして偶然なのか、それとも運命なのか…。

自分を投影させている孤独なハムスターを抱えてアパートを立ち去ろうとする男が振り返ると、アパートがまるで生きているように男を見つめています。男はこのアパートから逃れることができるのだろうか…。

そういう映画でした。
主演のキム・ミョンミンと今は亡きチャン・ジニョンの体当たりの演技のすごさ。
特に二人が鬼気迫るぶつかり合いを繰り広げるシーンでは、思わず涙が出ました。
ブルースリーが好きで身体を鍛えていた純な男の姿は見せかけだったのか? アパートの呪いが男を豹変させたのか?
その辺りもよくわかりません。
タバコを吸い続ける女の悲しみに寄り添ってくれるように見えたのに、別人格が現れる男の姿に、愛を知らないということはこれほど残酷なことなのか…と心が震えました。

古い映画ではありますが、こんな衝撃的な作品をちゃんと観れていなかった過去の自分に苦笑してしまいます。
お恥ずかしいですが、これはこのまま残しておきましょう。






なんだか自分でもまずいかなーと思うくらいチャン・ジニョンが好きなんです。^^;
多分、青燕のせいだと思うんですが・・・。かっこいいですよね、女性の目から見ても。
この作品は、主演女優賞をいくつも受賞し、彼女が女優としてステップアップしたと言われる映画なので、ぜひ見たかったのです。

お相手は「花より美しく」でお馴染みのキム・ミョンミン。あまり好きな俳優さんではないけど、この作品はピタッと はまってました。

タイトルは「소름」で、身の毛もよだつようにぞっとする様子を指すんでしょうが、そこまでぞっとしなかったんです。。。。
いきなりとんでもなくおんぼろなアパートが登場したときは、これは、こえ~に違いないと期待したんですけど、なにか怖ろしいものが出てくるとか、びくっとさせられるとかそういう怖さはなかったです。
でも、精神的な怖さというものはありました。人との関係が結べなくなったときに「殺す」という方法しか取れない人間の性(さが)がどこまでも続いている感じ。「狂っている」と一言で片付けるにはあまりにも悲しすぎます。
しかも、あの伏線は、ちょっとなー、あんまりなような気がします。多分、この映画の公開当時はこの伏線は、かなりぞっとするものだったのかもしれないけど、今の韓国映画界では、このテーマは頻繁に出てくるので、「ああ、またか」という感じがしました。

ラストはどういう意味だったんでしょうね。あのアパートから、もう逃れられないということだったのかな?せっかく呼び寄せたんだから、離してくれないかも。
でも、ちょっとヘンだな。なんであの子まで呼び寄せられてるの? あの子はどうしてあそこに住むようになったのかな? なんだかよくわからんぞ、これ。^^;
もう一回見るかやめるか、ちょっと考えてみます。


やっぱりもう一度見直してみたんですが、なぜあの子があそこに住んでいるのかはわかりませんでした。でも、こどもを失う事件は、このアパートの呪いだったのかなと思います。
そして、最後の事件も呪いの復讐だったんですね。こどもを使って復讐した。
この人、最後の最後に確信したんですね、自分の母の姿を。これでも母親なんでしょうか。死んだら愛のかけらも残ってないの?子どもを救うどころか子どもを狂わせるなんて。
どっちみち、この人は呪いとは関係なく狂ってるようなもんだから別にいいんですけど。でも、なんだか解せないなー。他にもまだまだよくわからないところがあります。
ハムスターが自分自身の姿だったというところだけはよくわかりました。^^;




まったく話は違うんですが、最近、「フラガール」と「手紙」を観ました。
ぼろ泣きしました。どちらもすごくよかったです。
「フラガール」の蒼井優ちゃんもすばらしかったし、「手紙」の玉山鉄二のラストの演技には参りました。ちょっと韓国に気を取られてる間に、日本映画がおもしろくなってますね。
「邦画」っていうカテゴリーを作っちゃおうかな。^^;

by choyon | 2006-11-23 23:32 |  韓国映画(鑑賞順) | Comments(0)

推しは周杰倫、五月天の阿信。新たな推しは許光漢!(推しはたくさんいた方がいい。^^)すべてネタバレあり。独断と偏見に満ちた自己満ブログです。


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