2026年 01月 25日
テミスの不確かな法廷

NHKで放送中の「テミスの不確かな法廷」。
たまたまTVをつけていて、第1話で語られた「僕は宇宙人。生まれながらにして、地球人の”普通”がわからない」という言葉に衝撃を受けました。
彼はASD(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如多動症)でありながら、裁判官として働いています。
韓国ドラマファンは、きっとあの韓国ドラマの傑作「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を思い浮かべたでしょう。
ASDというのは、症状が一定ではなくそれぞれに個別の特徴があり、症状の重さにも違いがあります。
ウ・ヨンウは他人がすぐ気づくほどの、明らかな症状がありました。
それでも、周りの支えもあって彼女は有能な弁護士として活躍しています。
でも、このドラマの主人公・安堂裁判官は周囲に自分の生きづらさを伝えていません。
彼は生まれたときから、自分で地球人の気持ちや立ち振る舞いなど、”普通”が何かを意識的に学習してきた人です。
高い能力があって裁判官になることを希望するのですが、カミングアウトすることを考えた時、ある人から「自閉スペクトラム症の人に裁かれる人の気持ちを考えると隠した方がいい」と言われます。
その言葉が忘れられず、自分の症状を克服しようとがんばっているのですが、やはり周りからは「扱いにくい人」「変な人」と思われてしまいます。
同僚に「なんで目を合わせないで、口元ばかり見て話すんですか」と言われて気をつけるようにしたら、今度は「なんでそんなに俺の目をじっと見てるんだよ」と言われてしまいます。
⇒難しいよね、ほんとに難しい。
忘れ物が多い、冗談が通じない、二つ以上のことができない、予想外のことが起きるとパニックになる、貧乏ゆすりが止まらない、裁判中に六法全書の下に手を入れて重さを感じないと落ち着かない・・・。
もう周りは気づいているはず。
カミングアウトして、本当の自分を認めてもらいたい。
でも、言えない。。。。
それでも、彼のすばらしいところは、裁判官という任を超えて(どうしてもやりすぎてしまうが・・・)、真実を知りたいという使命感に燃えていることです。そして社会の約束事が書かれた六法全書に則って、人が安心して生きるための方策を考え、地球人の争いを解決するため適切な判断を下すことが自分の仕事だと思っています。
裁判官としていろいろ問題を起こしてしまいますが、普通の人が見落としてしまうような点に目をつけ、それを追求することで結果的に困っている人を助けます。
まだ3話までしか見ていません。彼は裁判官を続けるのかどうか、彼の周囲からの評価はどのように変わるのか、ありのままの自分を周囲に伝えることができるか・・・など今後の展開が気になります。
全然話は違うのですが、
最近、私はHSPという言葉に出会いました。
これは「Highly Sensitive Person」の略で、生まれつき感受性が非常に強く、周囲の刺激に敏感に反応する気質を持つ人のことを指すそうです。AIによると、その特徴として、「物事を深く掘り下げて考え、小さな変化にも気づきやすい」「些細な感覚刺激にも敏感で、時に不快に感じることがある」「共感力が高く、感情反応が強い」「自己否定感が強くなったり、罪悪感を抱きやすい」などなど、自分にピッタリあてはまります。
昔から嗅覚が異常に鋭くて無臭でないと息苦しいほど。片付けが苦手なくせに、まっすぐなものがまっすぐになってないと我慢できません。一度気に入った物はとことん使い、それを失うことを想像すると自分が壊れそうで同じものを箱買いしたりします。見たり読んだりしたものに感情移入しすぎてその世界から脱け出すのに苦労することも。計画は綿密に立てて行動しないと不安です。自分がコントロールできなくなるイップスの症状もあります。
人の目を見て話せない。何かしてないと落ち着かない。過去を振り返ると罪悪感で苦しくなる・・・などなど間違いなくHSPだと思いました。
最近、特に「こだわり」が強くて、周囲の人に迷惑をかけている自覚があります。
思い切って周りの人に「自分はHSPだと思う」という話をしてみました。そしたら私が何か問題を起こすたびに「それ、HSPですね」と耳元でささやかれるように。。。笑
そうなんです。HSPだからしょうがないんです!
このHSPという言葉が病名というよりはパーソナリティの問題でもあるので割と自分からも人に言いやすいし、聞く方もそれほど重くならずに聞けるみたいで、「私、O型」「やっぱり!そうだと思った」くらいのノリで聞いてくれます。最近はすべて「HSP」のせいにしていて、私としては生きるのがとても楽になりました。もっとこの言葉を早く知っていればよかったと思うほどです。
ところが、、、これには後日譚があって、何事も深く突き詰めたい私は早速図書館でHSPについて書かれた本をたくさん借りてきました。いろいろ読んだのですが、自分はどうも違うっぽい。^^;
HSPの人は「繊細さん」と呼ばれていてちょっと私のイメージとはズレがあります。HSS(刺激追求性)型HSPかなと思って調べたけど、ますますピンとこない。。。人の性格を一つの概念に当てはめて考えようとすること自体に無理があるのかもしれませんね。
でも今さら「やっぱりHSPじゃないかも」なんて言い出せません。今日も私の行動で「それもHSP?」と盛り上がったばかりで、この楽しい雰囲気を壊したくないし、受け止めてもらえてる安心感も失いたくないです。
ということで、確信は持てませんが、このままHSPということでやっていこうと決めました。^^
告白してしまえば楽になれる。みんなも自分のありのままの姿を認めてくれるかもしれない。
それがわかっていてもどうしても言えずに、苦しみ続ける人もいます。私自身がずっとそうでした。
またこのドラマの安堂裁判官のように、打ち明けたくても言えない立場にある人もいるでしょう。
彼の苦しみが自分の苦しみとして伝わってきます。(⇒これもHSP)
なんとか乗り越えてほしい。彼の生きにくさが少しでも楽になりますように。。。
そう祈りながら今後の展開を見守りたいと思います。
by choyon
| 2026-01-25 11:24
| ★日本ドラマ
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