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匿名の恋人たち

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『備忘録』


最近、日韓合作ドラマ&日韓スター交流ドラマが増えてきましたね。
以前に他の作品のところでも書いたのですが、世界的にファンが多い韓国のエンタメ界とタッグを組むというのは日本側にとってはメリットが大きいのだと思います。韓国エンタメはどうしたら視聴者に受けるかよくわかっているし、撮影方法など技術的にも日本をリードしている感じがします。
韓国側にもメリットがあるようで、最近俳優の出演料が高騰して制作費が膨れ上がり、以前よりも映画やドラマの制作本数が激減しているのだそうです(配信ドラマ数は増えてる印象ですが)。そのため韓国の俳優たちも日本の作品に出演することで活路を広げたいという意向があると聞いたことがあります。


このドラマはハン・ヒョジュが出演していたので観たのですが、日韓合作の意味はどこにあるのか考えたくなるような内容でした。
脚本は岡田惠和が担当すると聞いていましたが、実際はキム・ジヒョンという「ポンダンポンダン」を書いた脚本家が中心となり、岡田さんは脚本協力とクレジットされていました。

主役カップルがそれぞれ潔癖症(強迫神経症)と視線恐怖症だということで、その設定自体には興味がありました。
誰とも触れたり目を合わせたりできない二人が、お互いにだけはそれができます。
これぞまさしく運命の人の証し!という話は今まで何度も観たことがあるような気がしました。

準主役の二人も、父から暴力を受けて逃げてしまったアルコール依存症の母親を持つ男性と、恋愛依存症で相手の気を引くために自殺未遂を繰り返した母親を持つ女性で、とにかく登場人物がみんな病んでるんです。
4人の苦しみは伝わってきたのですが、その存在が現実味をまったく感じさせてくれませんでした。
申し訳ないけど、取ってつけたような設定だなと・・・。

準主役の男性は人気があるのはわかるのですが、このドラマにおいては浮いて見えました。
相手方の女優は初めて見る方で、この二人の再会のシーンが唐突でよく意味がわかりませんでした。
後から知ったのですが、本当は二人の過去の恋愛シーンが撮影されていたのですね。YouTubeで未公開映像として紹介されていて、これをなぜカットしたのか不思議でした。あれを見せることで人物像がもう少しくっきりとしたのではと思ったのですが、準があまり目立っちゃマズいということなんでしょうか?

男性主役の脱ぐシーンも不要だと思いました。こういうどうでもいいところは非常に韓国的で、これは韓国スタッフの指示なのかなと疑問に思いました。
ラストで日韓の人気俳優が登場して目を引きます。こういう受けを狙った演出ももう要らないかな?

ストーリーは、チョコレート専門店の「レインボーパレット」という7個のチョコレートの詰め合わせ商品をもとに、それぞれの味にまつわるエピソードが描かれます。そのひとつひとつはどれも心温まるすてきな話でした。
人と距離を置き、隠れたり、逃げたりして生きてきた人たちが、ようやく他人と距離を縮められるようになり、同じように大変な人生を送っている人たちに少しでも救いになる甘さを届けたいという想いでチョコレートを作ります。
世界31ヶ国のNetflixで視聴数TOP10に入るくらいヒットしたそうで、いい話なのに 甘い展開についていけなかったのは疲れすぎている自分のせいなのだろうと思います。

ハン・ヒョジュの日本語はかなり練習したのか違和感がそれほどありませんでした。ただどうしても話すことに気をとられてる感じがして、もう一歩なのかなと思います。ネイティブではない言語で演技するというのは難しいことなのでしょう。彼女の頑張りには賛辞を贈りたいのですが、日本で活躍するシム・ウンギョンやヤン・イクチュンは別格なのだと思わされました。
彼女は韓国内の作品ではイメージチェンジに苦労しているようですが、このドラマはホンワカしている昔のハン・ヒョジュのままでした。深田恭子に似ているし、もう少し若かったら日本でも人気が出たかもしれないですね。

ナ・イヌが出演した「初恋DOGs」というのもイマイチな内容でした。
もう韓国の人気俳優が出演するだけでは視聴率は上がらない気がします。

それでも日韓の俳優たちの共演は続きます。
キム・ソンホ、コ・ユンジョン主演の「恋の通訳、できますか?」には福士蒼汰が出演すると話題になっています。
ハ・ヨンス、イ・イギョンと中村倫也が共演する「DREAM STAGE」、赤楚衛二とカン・ヘウォンの「キンパとおにぎり」、チ・チャンウクと今田美桜の「メリーベリーラブ」などなど、内容がおもしろければ「Eye Love You」のチェ・ジョンヒョプのように日本でブレイクする俳優がまた出るかもしれないですね。
「私の夫と結婚して」「誘拐の日」「怪物」のように韓国で人気のあったドラマを日本がリメイクするパターンも増えてきました。これもうまくいったり、いかなかったり・・・。
日韓入り乱れて両国の垣根が低くなるのは歓迎しますが、相乗効果でドラマとしての質がレベルアップするのでなければ意味がありません。
この波に乗るためにすべてを視聴しようという気はないのですが、評判がいいものはぜひチェックしたいと思っています。やっぱり期待しちゃうのですよ、「フレンズ」にときめいた世代としては。



⇒この後、いろいろなラブロマンスドラマを観て気づいたのは「私にはもう無理なんだ」ということ。
設定の不自然さも気になるし、こねくり回したようなセリフにもついていけません。
ほとんどのドラマは1話見て挫折し続けていますが、やっと「これはおもしろい!」というドラマにたどり着きました。
完走したらそのことを書きたいと思います。^^

→これは「愛と、利と」のことです。

by choyon | 2026-01-17 23:47 | ★日本ドラマ | Comments(0)

推しは周杰倫、五月天の阿信。新たな推しは許光漢!(推しはたくさんいた方がいい。^^)すべてネタバレあり。独断と偏見に満ちた自己満ブログです。


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