2026年 01月 17日
告白の対価

このドラマは私の大好きなチョン・ドヨンとキム・ゴウンが競演しています。
初共演だとばかり思っていたら、2015年に「メモリーズ 追憶の剣」という映画でイ・ビョンホンとジュノと共にこの二人も共演してたんですね。チョン・ドヨンの映画はデビューからほとんどの作品を観てきたつもりなのですが、この4人が出ているのになぜ私はこの映画を観てないのか・・・。ちょうどその年、転勤したばかりでよっぽど余裕がなかったのかな~。今となっては謎です。
監督は「愛の不時着」「ロマンスは別冊付録」などでお馴染みのイ・ジョンヒョで、彼の作品「グッドワイフ」に出演した縁でチョン・ドヨンに出演依頼が行ったということでした。最後まで脚本を読まずに承諾したそうで、彼女なりの解釈で主人公の女性像を演じたそうです。
【簡単なあらすじ】
芸術家の夫がアトリエで殺害されます。現場の状況から美術教師の妻(チョン・ドヨン)が身柄を拘束されるのですが、彼女は無実を訴えています。現場から逃げる黒いフードを被った人物を見たと警察に話しても、残された状況証拠から検事(パク・ヘス)は彼女が犯人だと確信して聞き入れてくれません。
友だちに預けていた一人娘が施設に入れられそうになっていると知り、どうしても拘置所を出たい彼女は、サイコパスだと恐れられている殺人犯(キム・ゴウン)からある提案をされます。
「何人殺しても死刑になることに変わりはないから、あなたのご主人を殺したと私が自白してあげる。その代わり、外に出たらある人物を殺してほしい。」
その条件を吞んで釈放され、娘を守ることができ夫殺しの汚名は晴らされたけれど、殺人犯に言われた人物をなかなか殺すことができず焦ります。再審の日までに実行しないと彼女が自白を覆してしまう。。。。
妻は本当に夫を殺したのか・・・、視聴者にはそれも曖昧なままです。
拘置所から出ても、新たな殺人を犯さないといけないというプレッシャーで妻は追い詰められていきます。その緊張感で画面から目が離せません。
何と言っても見どころは、チョン・ドヨンとキム・ゴウンの演技力です。
チョン・ドヨンは無実の罪で貶められた人のようでいて、どこか裏がありそうな不思議な雰囲気を身にまとっています。視聴者も彼女がどういう人物なのかよく掴めません。それも全部計算された演技かと思うとすごい女優だなと感じます。そして50歳を過ぎても強烈な色気は健在です。
対して、サイコパスを演じるキム・ゴウンはほとんど無表情のように見えます。元々独特の目力がある女優なので、こういう表情のない顔をされると恐怖を感じてしまいます。この能面のような顔がストーリーが進むにつれて微妙に表情が加わっていくのです。ほんの少しずつ変化が生じて、視聴者は「あれ?」と思います。もしかしたらこの人物のことを誤解していたんじゃないか。。。時として冷酷ともいえる冷静沈着さ。高い能力。ただのサイコパスとは言えない何かを視聴者は感じ、語られなかった「事情」に思いを馳せることになります。
この二人の演技力を堪能できただけでも大満足です。
ただ、このドラマは後半になって真実が明らかになると急激に冷めます。^^;
そうなってしまった「動機付け」がとても弱いのです。
そのくらいのことで・・・と視聴者はみんな納得できなかったのでは?と思いました。
前半の緊迫した展開がすばらしかっただけに、後半の失速は本当に残念でした。
「最後まで脚本を読まずに出演を承諾した」とチョン・ドヨンが敢えて語ったというのはそういうことだと思います。
さて、2026年もこの二人は注目を集めそうです。
チョン・ドヨンは、イ・チャンドン監督の8年振りの新作がNetflixで公開される予定です。
この作品で、チョン・ドヨン&ソル・ギョングというゴールデンコンビが復活します。
キム・ゴウンはついに「ユミの細胞たち3」の撮影が開始されたようです。
ユミ細胞たちを動揺させる編集担当の年下男性にはキム・ジェウォン。そして私の大好きなチョン・ソクホ演じる「アンデヨン」も再登場するらしいです。(ヤッター!)
この二人にがっかりさせられることは皆無なので、今後もその活躍を楽しみにしたいと思います。^^
by choyon
| 2026-01-17 19:59
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