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ザ・コール

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韓国のコロナ感染者も増加の一途をたどっているようで、たとえ注目作であっても、映画館での上映は集客できないリスクが伴います。この映画も劇場公開の予定だったけれど目途が立たず、Netflixオリジナルとして公開されています。

パク・シネもかわいいだけじゃない、演技力のある女優としての転換を図ってるようです。恐怖の表情が似合う女優だと言ったらファンに叱られるでしょうか。

パク・シネの熱演にもかかわらず、この映画で注目を浴びそうなのが、ヨンスクを演じたチョン・ジョンソ!
「バーニング」がデビューで、イ・チャンドンがオーディションで選んだというだけあって、体を張った強烈な演技が忘れられません。独特な眼力があるんです。喜びも悲しみも目だけで表現できる逸材だと思います。ただ顔の造りが平凡。一度見ただけでは私には顏を覚えられません。ちょっと山本未来という女優に雰囲気が似ている気がしました。
この映画での彼女の演技が大迫力!鬼気迫るものがあり、彼女がヨンスクを演じることで、この映画のおもしろさは倍増しましたね。


ネタバレあり


タイムスリップものなのですが、今までになかったパターン。
「過去が変わると未来が変わる」というのがタイムスリップものの基本だと思いますが、「未来を変えるために過去を変える」方法として、現代と20年前を繋ぐ電話が鍵となります。

20年の時を経て同じ家に住む二人の女性がその受話器を通して会話できることを知るのです。
現在に生きる女性が、自分に起きた不幸な出来事を教えることで、過去の女は、その出来事を未然に防いでくれます。そのお蔭で現在の女性は幸せになれました。
そのお返しに、過去の女性が死ぬはずだった出来事を教えて、女性は死なずに済みました。
お互いに情報をうまく教え合えば、それぞれに都合のいいように運命を変えられるはずだったのです。

ところが・・・・。

運命を変えられるということは、いい方向ばかりではありません。
未来が悪い方向に進むように過去の出来事を変えられてしまうということは、過去の自分が死ねば、今の自分の存在は消える危険があります。
家族と自分自身の存在をかけて、二人の女性は死闘を繰り広げることになります。

この場合、圧倒的有利なのは「過去」ですね。
「未来」の人間はその変化を受け入れるしかありません。

「未来」もどうすれば「過去」に勝てるかを考えます。
「未来」が有利なのは、「過去」に起きた出来事を知っているということ。
その出来事を利用して「過去」の人物の抹消を図ります。

この映画は、過去が変わることで時空の歪みが生じるけれど、未来にいる本人の意識は残ります。
矛盾点があるとすれば、そのあたりの設定の問題です。

20年というのがミソなんです。20年後に双方が生きていれば「会える」ということですからね。
しかも、過去の自分と未来の自分が手を組んで会話することができるようになれば、これは最強でしょう。これはもう敵いません。


時空もの大好きなんですが、この映画は見ているこちらも相当ストレスがかかりました。
人の手によって自分の人生が簡単に変えられてしまうのですから。
この不安感が最後の最後まで続きます。
ドラマ「シグナル」や、映画「リバイバル」に少し似ていますが、時代を超えて通話できる相手がすべて話の通じる味方である保証はどこにもないという展開は初めてでした。


余談ですが、オ・ジョンセ、パク・ホサン、イ・ドンフィなども出演してます。
まったくどうでもいい役ですが・・・。^^;



by choyon | 2021-01-05 07:04 |  韓国映画(鑑賞順) | Comments(0)

推しは周杰倫、五月天の阿信。新たな推しは許光漢!(推しはたくさんいた方がいい。^^)すべてネタバレあり。独断と偏見に満ちた自己満ブログです。


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