2020年 09月 26日
安いです!千里馬マート

ただ、どうしても笑いに慣れてきちゃうんですよね。
笑いの部分が弱くなると、今度は切なくなるような泣きのシーンが登場します。
ドラマ自体がパワフルなので、見終わった後は脱力感に襲われました。
ネタバレあり
韓国の大企業テマグループで働くチョン・ボクトン常務は、つまらない失敗のため、グループ内では島流しにあった人が追いやられる「千里馬マート」というつぶれかけのスーパーに転勤させられてしまいます。まったく営業する気がないそのスーパーにはテマグループ入社以来なんとか踏みとどまっているムンソック店長がいて、やり手の常務が社長として来たことでスーパーの景気が良くなるのではと大喜び。
ところがチョン・ボクトンはまったくやる気がなく、むしろ千里馬マートをぶっ潰すことで、テマグループ全体の経営が悪くなることを目論んでいます。
早速、採用面接が行われ、選ばれたのはパヤ族という頭に角をつけた謎の部族集団、カンペ、売れないパンクバンドのボーカリスト、リストラされた元銀行員などなど、社会の底辺にいる人たち。
入口は客がぐるぐる回って充電しないと開かない回転扉にして、カートはパヤ族による人間カート、顧客サービスセンター担当者は王の格好で壇上から客の苦情を処理します。
社長のハチャメチャなアイディアは、逆に大衆に受けて、マートの業績はうなぎ上り!!
店内に水族館を作ったり、レジにお茶の間を作ったり、社長の暴走は止まらなくなります。
あ、人間カートは一台一台に、カン・ドンウォンとかヒョンビンとか名前がついていて、好きな俳優が選べます。私はチャ・ウヌを選びましたけど何か?^^;
特筆すべきは、ムン・ソック店長を演じたイ・ドンフィでしょう。
「応答せよ1988」はあんまりいい役じゃなかったせいもあるけど、それほど好きな俳優ではありませんでした。
最近は映画にも引っ張りだこで、よく目にするのですが、やっぱりあんまり好きじゃない。。。
シリアスなのか、コメディーなのか、得意分野が中途半端な気がして、演技もうまいとは思いませんでした。
ところが、この店長役はよかったです~~。キャラがイ・ドンフィという俳優にピッタリ合っていたと思います。
とても一生懸命で誠実に生きようとしているんだけど、善人すぎて少しおとぼけが入ります。その間の取り方がとてもうまいんです。途中で明らかになる家庭の事情のシーンではボロ泣きしてしまいました。
完全にイ・ドンフィに対する見る目が変わりましたよ。
キム・ビョンチョルの怪演とか、パヤ族トゥさんの熱演とか、褒めるところはたくさんあるんだけど、ここは一本に絞って、本社専務を演じたパク・ホサンを大絶賛しちゃいます!
「私のおじさん」の長兄役もすばらしかったけど、この本社専務は彼じゃなきゃダメだと思うくらいのはまり役。
マートに偵察に出かけ、いきなりの王さま登場に、あわてて頭を下げちゃうシーンの滑稽さ。頭の下げ方、手の動き、顏の表情・・・名演技は何十回見ても飽きないし、見るたびに笑ってしまいます、うますぎて。
会長の間抜けな孫との関係の描き方もよかったです。娘との関係もね。
人間が小さいし、それほど賢い人じゃないけど、根はいい人なんです。専務室に置いてある観葉植物に話しかけたり、毎日霧吹きして葉っぱの埃を拭いてましたね。笑
「刑務所のルールブック」で知ってから、パク・ホサンに対する想いは熱いままです。ミュージカル俳優でもあるから、歌も踊りもうまいんですよ。この俳優に関しては誉め言葉しか出てこないです。
by choyon
| 2020-09-26 15:54
| 韓国ドラマ(鑑賞順)
|
Comments(0)

