2018年 04月 16日
バーフバリ

できたら絶叫上映に行きたかったのですが、経験者の話によると、絶叫上映は予習が必要だから初心者はまず一般上映を体験すべしとのこと。すでにコスプレの用意もあるのですが、今回はおとなしく地元の爆音上映で我慢しました。それでもチケット取るのたいへんでした。夜中の0時に発売開始され、3分で完売。私は前から2列目がやっとゲットできました。この映画の何が日本人を熱中させてるんでしょうか。
若いときにインドに滞在したことがあり、当時のインド映画と言えば、主人公が悪い奴らをやっつけて美女を手に入れる的な話ばかりで、濃い顔の美男美女が豪華な衣装を身にまとい、突然始まる華やかな音楽とダンスで賑やかに歌い踊るというワンパターン。一人で映画館に行くと、一階席はインド人の男たちが狂ったように歓声を上げて観ているので恐ろしくて近寄れませんでした。だからいつも女性や家族連れが座っている二階席から見下ろしてました。
そのうちシャールク・カーンの「DON」なんていう映画が出てきて、インド映画もずいぶん変わってきたなと感じていたのですが、それからさらに10年。おそろしいほどのスピードでインド映画は進化しています。
これってハリウッド資本なのかな?技術提携はどこの国がやってるの? 日本だってCGを駆使したこんな大作は作れません。ただただ呆気にとられました。
内容は愛と憎しみの復讐劇。
「赤ん坊の頃に滝で村人に拾われ育てられた青年シヴドゥ。彼は運命に導かれるように滝の上の世界に辿りつき、暴君が支配する王国と戦う女戦士と出会う。彼女とともに戦いに身を投じたシヴドゥは、自分がこの国の王子バーフバリであることを知る。背景には、祖父の代から続く壮絶な王位継承争いの歴史があった。バーフバリを待ち受ける運命とは…。」
ホントにどうでもいい話です。(^^;
この映画から何かを得ようなどと考えても無駄。すごい勢いで展開する大迫力シーンを口をあんぐり開けて見てるしかありません。あり得ないとか思っちゃダメ。なんでもありです。だってバーフバリなんだもん。倒れる黄金像をたった一人の力で止めた姿を見て私は思いました。こいつは神なのだと。破壊神シヴァを超えた存在なのだと。破壊は次の段階の創造に繋がります。バーフバリによって世界は再生されるのです。なんという壮大な叙事詩なのでしょう。
絶叫上映で鳴り物を片手に叫んでる人たちの気持ちがわかるわ。みんなで「私だ!」って叫びたいよね。
「私と戦う者は?」 「私だ!」
「私と共に死ねる者は?」 「私だ!」
「死に打ち勝ち、私と共に生きる者は?」 「私だ!」
ちょっとクセになる、ハマったら抜け出せない宗教みたいな映画。さすがインド!
このパワー全開な感じが若い頃好きだったんです。自分もエネルギーに溢れてて、インドを丸ごと受け止める柔軟さと強さがありました。
今はもう血圧を気にしながら外から眺めているけど、久しぶりに若い頃の気分に浸れて、心地いい高揚感。
バーフバリ、ジャイホー! バーフバリ、ジャイホー! バーフバリ、ジャイホー!
by choyon
| 2018-04-16 14:19
| ★外国映画
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